2012年1月9日月曜日

Significance  2012.1.8 〈DAY2〉

・0800 起床 ぬぼーっと 朝食(フレンチトースト、ヨーグルト)、珈琲(昭平堂オリジナルブレンド)0900 サンデーモーニング見つつ、部屋の片付け、おそうぢ

・午前中は、ゆっくりしとった。ぬぼーっと。

・1200 家庭教師 母親が尻を叩きまくっているようなので、ぼくは尻を叩く必要も無い。マイペースを尊重させてみる。ほんとうに変わった子だ。

・1500 帰宅 すぐ出発 ipod touch忘れに気づき麻生駅で引き返す。がーん。

・1530 北12条の秀岳荘・patagonia うろうろ。Backpackを見たり、セール品を漁ったり。でも、結局何も買わず。帰り際、共同研究者のK・Y夫妻に遭遇。新年のご挨拶。

・1600 大丸うろうろ。お酒を買う。「すずね」。紀伊国屋うろうろ。内田樹「呪いの時代」、木田元「反哲学入門

・1700 スターバックス グランドホテル店。ソイラテ。最近、この店も騒がしくなった。浪人していたころは、客も少なく、よくリフレッシュに使っていた。いまは、落ち着いて本も読めない。

・1740 東豊線にのり美園のT教授宅へ。今日は、生物科のOB・OG会。懐かしい顔。「羅生門」「耕雲」などをいただく。グリッシーニの生ハム巻きの作り方を教わる。

・0000 帰宅 読書 就寝

〈Hitorigoto〉
今日は、分類学会連合総会が東京で行われていたらしく、twitterのTLを追っていくと「分類学」という、自然科学のなかでも「おたっきー」な分野の先生方の講演についていろいろと述べられていた。臨海実習でお世話になった海産無脊椎動物門の記載分類している北大の柁原先生(僕たちはその風貌から"コト—先生"と呼んでいた)の講演の中で「研究の社会的意義は特に考えてない」という、先生らしい発言が目を引いた。ぼくも、いつもこの「研究の社会的意義」について考える事があるのだけど、結局は「楽しいからやっている」という純粋な動機に帰着する。研究の社会的意義が見えやすい分野というものは、工学とかの応用的な学問でははっきりしているし、事実人口も多い、社会も納得する。一方で、僕らのやっているような言わば基礎研究は、それを見いだす事は難しく、多くの人に受け入れられにくい。でも、応用的な学問のベースには、必ず基礎研究の成果が生かされている。三中信宏は、「職業的分類学者」という語を用いて、「好きだからという理由はパーソナルな理由づけ、いわば内なる動機付けにすぎない」という。逆に「理由づけは外からの要請であり、義務感が漂う。」つまり「好きというのは動機であって、理由ではないということ。」と述べていた。非常に、明快でわかりやすい理論。動機は研究に従事しているものにとってきっと必要条件を見たいしている。逆に、理由という十分条件のアプローチを詰めていく必要があると感じた。

Yuki Homma

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